前回ネザーに初訪問し、ガストになんども炙られつつ、ネザークォーツの入手に成功。

ネザークォーツがあることで、作れるレッドストーン回路部品がさらに増える。
たとえばオブザーバとか、
コンパレータとか、
ウホッ、本当に作れた!
初めて作った部品なのでちょっとワクワク。これで、昆布工場をいよいよ完成させていきたい。
昆布工場は、水槽での生育と収穫、自動燻製までのプロセスが無事動くことを確認し、すでに稼働を開始している。

ただ、昆布の収穫は手動でレバーを引く必要がある。これを自動化できると嬉しい。
また、焼き上げた昆布を9枚集めて昆布ブロックに固めるのも意外に面倒な作業で、この辺りも自動化できるとかなり楽になる。
今回はこの自動化作業を進めていく。
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まずは、成長した昆布を検出するオブザーバを配置した。
ちょっと見にくいけど、次の画面の中央、水槽の中ほどに並んでいるのが見えるだろうか。
裏側のメンテナンス路から見たところ。
調べたところ昆布は最大 26 の高さまで成長する。が、それは最大値で必ずその高さになるわけではない。最大値付近にオブザーバを置くと、検出対象の昆布6苗がたまたまひとつも 26 の高さまで伸びなかったとき、自動収穫がなされなくなってしまう。そこで、オブザーバの配置位置は 20 くらいの高さにしてみた。
このオブザーバからの信号を、地下の収穫用ピストンまで届ける。
もともと地上のレバーと地下のピストンとを回路でつないでいたから、その回路中にオブザーバからの信号を繋げば出来上がり。
このとき、昆布がオブザーバの高さまで育ったにもかかわらず、信号が収穫用ピストンまで伝わらないトラブルがあった。
調べると、オブザーバの信号は 1レッドストーンティック という短いパルスを発するところ、短すぎて途絶する場合があるそう。対策として、途中に遅延設定したリピータを噛ませるとよいようで、実際にやってみたら無事に動いた。
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これで、昆布が成長したら自動収穫して焼いて、を繰り返す自動化昆布工場ができた。
ただしこれだと、昆布がいつ焼けたのかとかがわからず、ちょっと寂しい。
そこで、昆布を焼いたらそれを伝える仕掛けを作る。
こちらは昆布工場の当初回路図、の垂直部分。
元々は、地上レバーの信号を地下に送り、地下のピストンを駆動したあと、その信号を地上に戻して、浮いてきた昆布を水流で押し流す予定だった。信号をわざわざ地下から地上に戻したのは、地上にもレバーを配置したため。
つまり、地上→地下だけでなく、地下→地上の回路もあったのだけど、この回路は使われずにいた。設計変更により地上の水流を流しっぱなしに変えたので、地上まで信号を戻す必要がなくなったためだ。
そのため、中層にデッドスペースが生じていたのだけど、ここにラブホッパー式遅延回路を設置。
昆布収穫用のピストンが地下で動いた後、信号が上にのぼって、この遅延回路に届くことになる。遅延回路は、信号を一定時間を発し続けるもの。
で、その信号を、屋根の下のピストンにつなげる。ちょっと見えにくいけど、わかるかな……。
ピストンの下には焚火があって……
信号が届くと屋根のふたが開き、焚火の煙が昇る仕掛けに。
つまり:
オブザーバが昆布の成長を観測する
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信号が地下ピストンに伝わり昆布を刈る(刈られた昆布は自動燻製へ)
↓
信号は地上の遅延回路に入り、遅延回路は一定期間信号を発し続ける
↓
信号が発されている間、屋根のふたが開く
↓
焚火の煙が昇る(狼煙)
という仕掛け。
これで、昆布が収穫されたらすぐにわかるね!
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最後に、ver1.21 でアップデートされた「クラフター」を使って、燻製された昆布の昆布ブロック化も自動化してみた。
こちらがクラフター実装を終えた状態。
水槽にて収穫された昆布は樽に入り、燻製器へ。燻製器で昆布が焼けたらクラフターに移動して、9枚たまったところで昆布ブロックに加工し、チェストに保存する導線。クラフターは稼働すると赤く光ってカッコいい。
クラフターは、次の4つの入出力が必要なため、レイアウトには苦労した。
(1)昆布の投入
(2)昆布ブロックの排出
(3)個数を示すレッドストーン信号の出力
(4)駆動命令となるレッドストーン信号の入力
ちょうど9ブロック分必要になるレッドストーン回路は折り曲げて、クラフターへの命令信号を真下から上へツッコむ形とした。
なお、昆布の燻製は当初は2系統で行っていたけど、そこを並列処理してもあんま意味なかったので、すべて1系統とした。結果、かなりすっきりしたレイアウトになった。いい感じ。
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ということで、意外に時間かかったけど、昆布工場はこれにて完成!
外で小麦の収穫とかしてると、たまに昆布小屋から狼煙があがるのがみえて、嬉しかったりする。
ここまで 633 マインクラフト日(Sol.633)。